午後の雨 / Rain in the Afternoon

らくがき未満 / less than sketches

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

よく視る

休日だったが、オンラインで学会に参加した。(もう、ずっとこのzoomでのスタイルでいいのにと思う)。 このところ、研究が伸び悩んでいて苦しい。「新しい」知見を出すことに苦戦している。まるで産むことをせっつかれているニワトリのようだ。それに社会学…

ピアノ

天気が悪かった。オンラインでゼミが終わった後、疲れ果ててピアノを弾いた。びさびさにのめり込んだ。今日は珍しくドビュッシーを弾いた。『夢』という曲だ。小学生のときにこの曲に耽溺していた。それは今もあまり変わらない。 鍵盤が構成する音色から、私…

日曜日

日曜日の朝、父の日だったので、父親にメッセージを送った。「毎日、大変だと思うけど、一日一日大切に過ごせよ」と返ってきた。少し前だったら、定型句として聞き流していたかもしれない。しかし、父親がこの言葉を実感を込めて本心から言っていることが私…

停滞

雨が降っている。数時間前も同じ書き出しでブログを書いた。あれから、Zoomでゼミがあった。今回は、人の発表を聴いているだけだった。 研究が、停滞している。もうずっとだ。途方に暮れている。今の私にとって、研究は雪かきのようなものである。雪かきをし…

雨が降っている。少し苛立っている。 今、やろうとしている農村研究の先行研究を相変わらず調べているのだが、なかなか自分が使えそうなパラダイムがない。そもそも、今日の社会学は混乱している。共通の理論というものがない。そんななかでも、都市社会学は…

重さと軽さ(2)

いつか重さと軽さについて書いたような気がするので、今回はその続編ということで(2)という文字を付け加えた。 最近勧められて、茶道についての映画である『日日是好日』を観た。そのなかで先生役の樹木希林が「重たいものは軽々と、軽いものは重々しく」…

ラジオ

大阪に引っ越してから、深夜のふとした時間にお酒を飲みながらラジオを聴くことにはまっている。radiko全盛期の現代であるが、私は高校の時(10年前)に買った携帯ラジオを使っている。雑音が入っているのがいい。手回しで周波数を捉える。小さなラジオがし…

わからない

博論を書くために、先行研究を集めていた。私の博論のテーマは過疎農山漁村の地域おこしに関するものである。そのため、「地域おこし」に関する議論をいろいろと読んでいた。 しかし、読んでいて、わからなくなってきた。もとより、「地域おこし」というのが…

考えるって何って聞かれたものだから

数日前、大学時代の友人と議論になった。その詳細は私の個人的な問題に関わるので述べないが、その中で「考える」とはなにかという話になった。 彼は池田晶子が好きなようだ。私は食わず嫌いのような感じで読んでいなかったが、気になったので先ほど大学図書…

紅茶

大人って、めんどくさい。本当はいつだってちょっと面倒見の良さそうな人に全部丸投げしたいところだが、大人として生きていかざるをえないのでなんとかやっている。 研究というのは本当にやることが多い。それにただ研究していればよいというわけでもなく、…

いつの間にか、もう6月だ。紫陽花の花を見てそれに気づく。道端に咲いている花にはあまり関心が向かないが、紫陽花だけは昔から好きだ。そして見れば、案外紫陽花の花というのは方々に植えられている。 直近では一昨日の研究会発表がひとつの山場だったが、…