午後の雨 / Rain in the Afternoon

らくがき未満 / less than sketches

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

何かを捨てるということ

何かを捨てるということは、意外と簡単だ。 人生をやり直したかったら、環境を思い切り変えればいい。 私自身、東京暮らしを捨てて日本最北の離島で仕事を始めた。 しかし、どうしても捨てることのできない、厄介なものがある。 それは、他でもない、自分自…

街角

信号のある交差点の 向かい側に立っている おとなしそうな可愛い女の子は もしかすると いつの日かとんでもない男に自分を奪い去られることを夢見てるのかもしれない 大人になる前 ひどい男に騙されて でもそんな男に限って 澄んだ夜の空の飛び方を 知ってい…

雨の雫

午後の雨が、降りしきる。雨の音を聴いた場所は、東京。または、どこかの国。 雨が降るたびに、微妙に異なる感情を重ね合わせる。 それらは液体にもかかわらず、徐々に堆積して、ひとつの大きな塊となっている。 あるいは私は、悲しむために生まれてきたのか…

名古屋

生き辛さを感じる。 どれほど「あなたは価値のある人間なのよ」と言われても、それをにわかに信じることができない。 この社会で、弾かれている気分になる。 それは、自分が日本社会の一定数の人々が信じている価値規範=「常識」を心の底から嫌っているから…

2018

「一年の計は元旦にあり」ということで、自分の生き方を再検討する。 ここでは、その目的を達成するために、大学時代の友人で現在千葉県いすみ市で地域おこし協力隊をしているAくんと比較する。 Aくんは自分と同様、仕事における自由を求めている。しかし、…