午後の雨 / Rain in the Afternoon

らくがき未満 / less than sketches

彼女と付き合って、2年と1ヶ月が経った。2年の記念日を祝うのは、私の親知らずの手術のために延期していたが、早く予約しなければならない。

 

昨夜、2人は近くの大きな公園を散歩した。ひさびさにこの公園に来たが、公園には新しい、今風のおしゃれなカフェや施設がいくつもできていた。わたしたちは、ベンチに座って夜の公園を楽しんでいた。

 

今日は、昨日仕事に一区切りがついたので(ほんとはまだついていないが)、手を休めて家でひとりごろごろして、小説を書いていた。外は暑そうだから出ていない。白いカーテン越しに、晴れているのがわかる。わたしはこのブログを書きながら、山下達郎の『未来のミライ』を聴いている。

 

普段、忙しくしていると忘れがちであるが、あらためて、彼女の笑っている顔も、泣いている顔も、怒っている顔も、拗ねている顔も、わがままを言っている顔ですら、すべてが愛おしいと思った。そうか、僕は彼女を愛しているんだな。わたしはふとそう思った。彼女との生活は、雨上がりに雲間から照らす光を感じるようなものだった。

 

今度、ふたりで海でも見に行こう。