23時44分、ジャズを聴きながらウイスキー「余市」を飲んでいたら、急にブログが書きたくなった。だから書いている。
昨日、この前査読が通った論文が出版され、手元に届いた。小さいジャーナルだが、とても感慨深かった。自分がなにかを活字にしたのは、8年ほどまえに三田文学で1ページのエッセイを書いて以来だ。あのときはじめてもらった原稿料5,000円に感動したのを今でも覚えている。
毎日、ものすごく大変で、プレッシャーもすごいが、やっぱり研究は好きだし楽しい。ただ、Youtubeを見るような楽しさではなく、辛い、辛いで論文を通したときのようにごくたまに病みつきになるような快感がある、そんな楽しさだ。あとは、気がついたら研究のアイデアを考えながら散歩しているだとか。
この業界には魑魅魍魎がたくさんいるので、生き残れるかは全然わからないが、とにかく全力を尽くしてみようと思っている。だめだったら、そのとき考えればいいやと割り切っている。べつに、生き方なんて何通りでもあるし。
修士のときから、廃業しないようになんとか研究をまわしてきた。引き続き、研究を続けるようにほどほどにやっていきたいと思う。