6月が終わる。深夜23時過ぎ、フラワーカンパニーズの『深夜高速』を聴きながら、一息ついてウイスキーをハイボールにして飲んでいる。明日はワクチン接種だ。
今日、TAをしている先生の代打で急遽統計学の授業を学部生にする機会を得た。臨時とはいえ、学部生に授業をするのは新鮮だった。自分がはじめて統計学を習ったのが19歳のときだったから、10年近くたって自分が教える側に回ったことが感慨深かった。
思えば、数年前は島にいた。その前は東京で大学生をやっていた。今は大阪で研究者を目指して爆走している。辛いこともたくさんあったが、今、見たことのないステージを登っている感じがする。
生きていてよかった。今日はまさにそんな夜だった。