2019-07-11 夜中の雨 考え事 真夜中、部屋で雨の音を聴いている。 降り注ぐ雨の存在に私はとても感謝している。 この雨が、今日という日に人類が犯した罪のすべてを洗い流してくれるような気がする。 ばかばかしいほどにくだらない、それゆえに人々にとっては大切な、あらゆる種類の罪たちが、区別されることなくすべて洗い流される。 人類が今ここにいることは、福音か、それとも何かの間違いなのか。 人間の善性というものは、人間存在の全面を覆うものではなく、暗闇の中にある一筋の光であると思う。