長い長い内省の末、私の人生において、前回の記事にて述べたつながりよりもさらに大切なことがあるのではないかという結論に達した。
それは、外でもない、私自身である。
今まで、自分はつながりに対してあまりにも従属的であったというか、受け身だったのではないかとふと気が付いた。
もちろん、恋人や友人あるいは家族などからの情緒的サポート・あるいは情報は重要である。
しかし、それは自分自身にとってあくまで補助的なものでしかない。
近代的な価値観を信奉し主体的に生きるか、伝統的な諦観を受け入れ受動的に生きるか、正解はないと思う。その両極の間で揺れ動きながら生きているのが私たち日本人だろう。
今、自分は目的的に生きていたいという欲求があることに気が付いた。
ずっと、自分のことを「救う」のは自分以外の人間、母性的な女性だと深層心理のレベルで思い込んで来た。そして最終的には数々の失敗をしてきた。少しずつでもいいから、その構造を変えなければならない。
自分のことを救うのは、自分しかいない。彼女じゃない。少なくとも目の黒いうちは、そう思うことにしよう。
絶対に死なない。どれだけ恥ずかしい思いをすることになるとしても、バカのふりをして生きる。これだけがルールだ。