午後の雨 / Rain in the Afternoon

らくがき未満 / less than sketches

秋の夜長

秋の夜長に、ビールを飲んでBill Evansを聴いている。久々に、自己肯定感が高い。礼文島・東京から帰ってきて、自分はかつての自由な自分を取り戻した気がする。

 

礼文島・東京は再会の旅だった。私にとって東京は第二の故郷であり、礼文島は第三の故郷である。

 

思えば、今日までよく頑張ってきたと思う。大学を卒業してからの20代は茨の道だった。自分の先をゆく人間はいなかった。普通のエリート大学の卒業生が経験しないような理不尽な目にたくさんあった。悔しい思いもたくさんした。辛い目にもあった。しかし、こうなることは必然だった。自分を大切にするとは、おそらくこういうことだ。自分は、自分の感性に純粋でありたい。そう思っているからこそ苦労したのだと思う。

 

出来合いの道をすいすい行くより、自分で道を作りあげて少しずつ進むほうが、自分にとっては何十倍、いや何千倍も生きている実感が湧く。自分は、自分の人生を生きている。この人生はオーダーメイドで、自分の力で生きている。

 

自分は、あくまでも自分の感性を信じている。