読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

礼文島

礼文島

久々に、スコトン岬のカフェに来てパソコンを開いた。相変わらず、目の前の岬に観光客が定期的にバスで運ばれてくる。今日スコトン岬に来た人たちは気の毒だと思う。今日の礼文島は濃い霧の中にあり、景色など全く見えない。パンフレットなどに掲載された青を期待した人々が今日出会うのは、ただただ白い景色である(現地の人々は「ガスる」という)。岬をバックに記念撮影するように置かれたカメラもひな壇も、全く意味をなさない。人工物を見に行くのとは違い、自然を見るとき、最も重要なのは天気である。

 

先日積丹半島に行ったとき、「積丹ブルー」を見ることができなかった。曇っていたからだ。天気によって、同じ場所でも全く異なった印象を与える。ちょうど、自分の気分や感情によって、見える景色が全く変わってしまうように。

 

 

礼文島に来て、4ヶ月が過ぎた。こちらの夏はとても過ごしやすい。そろそろ、礼文島の次はどこへ行こうかと頭の片隅で考える。

 

どこまでも自由に、流されるように生きたい。しかし現実の重みは、どうやら当分の間私にそれを許さないようだ。特にこれといってスキルの無い平凡な私は、ただぼんやりと霧を眺めて、それを自らの人生に重ね合わせる安直な誘惑としばらく闘っていた。

 

礼文島まとめ:

matome.naver.jp

 

広告を非表示にする