読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

とろなぎ

礼文島

突然だが、「とろなぎ」という言葉をご存知だろうか。「とろなぎ」とは礼文島の言葉で、海面が鏡になるくらい穏やかで波のない状態であるらしい。「とろ」は「とても」、「なぎ」は「しけ」の反対と考えてよさそうだ。

 

この言葉を、島の人に聞いて知った。仕事で面倒を見ている島の小学生の子供達を引率しているときのことだ。私たちは夏休みの子供たちを浜辺に連れて行って遊ばせた。海はきらめき、自然は豊かで、その美しさは言葉にできないほどだ。日差しは強い。私たちは子供たちと談笑し、声をあげて笑い、空はどこまでも青かった。

 

仕事後、いつものカフェに行くと、縄文土器の発掘調査で島を訪れている外国人たちと会った。最近、島で英語を話さない日はない。彼らの考古学や人類学の話も、聞いていて飽きることはない。

 

夏休みは今の仕事では最繁忙期であり、体力的には辛い部分もあった。それにもかかわらず、私は今島の大自然に囲まれて、確かな幸せの中にいた。

 

 

礼文島まとめ:

matome.naver.jp

 

 

 

広告を非表示にする