午後の雨

らくがき未満

札幌

礼文島から都会に帰った瞬間、今までの生活をふと思い出す。

 

礼文島から利尻島へ渡り、寿司を食べ、利尻空港から札幌へ飛んだ。飛行機で雲の上へ上がるたびに自分自身を振り返る。今まで保留にしていた、「これからどう生きていくのか」という重大な問いかけが姿を表す。都会の物理法則が田舎で通じないのと同様、田舎の物理法則は都会では通じない。

 

あてもなく札幌をさまよい、カフェで目的もなく時間を潰す。北海道大学のキャンパスを歩いて、学生を横目に、大学図書館とカフェと家の往復だった自分のニート生活を思い出す。

 

都会は情報過多だ。島暮らしに慣れていると、人の多さに参ってしまう。なぜこんなに狭いところに人が密集しているのか理解に苦しむ。自分自身も数ヶ月前は東京に住んでいたことなどすっかり忘れている。自分は何をしたいのか、どう生きればよいのか、まったくわからない。ただ今は、必死に礼文島での生活に食らいついていくしか無い。

 

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